大出氏と柴氏の境界決め(戦国)

大出氏と柴氏の境界決め 関連地:辰野町/箕輪町


『伊那の古城』篠田徳登より  昭和39〜44年執筆


 柴氏の羽場村と大出氏の沢村との境界をきめる時、両方で馬を引いて出合った所を境としようときめた所、沢村では、飯を食っておそく出たために羽場村に余分にとられてしまった。とにかく、この手長の桜(手長の森)南辺が境になっている。[p33]