羽場つきの中谷氏 所在地:辰野町
『伊那の古城』篠田徳登より 昭和39〜44年執筆
また、沢の門屋大槻氏方に伝わっていた「大出沢村根元記」によると、(略)この城(羽場城)の北、北丿沢をへだてて柴河内守の居城の跡がある。弘治年中まで、ここに居住していたが、その子孫は保科氏に属し、物頭格となり、五百石を賜り今もそのまま残って居る。ならびに羽場付きの郷士中谷杢左衛門と申す者、五百石を賜り物頭格にてそのまま子孫相勤め居る、とある。[P31]
新蕗原拾葉/地域の歴史資料をアーカイブ・閲覧ライブラリー by 柴徳昭
羽場つきの中谷氏 所在地:辰野町
『伊那の古城』篠田徳登より 昭和39〜44年執筆
また、沢の門屋大槻氏方に伝わっていた「大出沢村根元記」によると、(略)この城(羽場城)の北、北丿沢をへだてて柴河内守の居城の跡がある。弘治年中まで、ここに居住していたが、その子孫は保科氏に属し、物頭格となり、五百石を賜り今もそのまま残って居る。ならびに羽場付きの郷士中谷杢左衛門と申す者、五百石を賜り物頭格にてそのまま子孫相勤め居る、とある。[P31]