伊殿井屋敷の鎮守と伯耆の弟子
右 伯耆時代ゟ 井殿居屋舗 [やしき] 之鎮守ハ 社宮寺と申 大キ成枯木有る 今 有賀氏之氏神と奉崇なり 并 大岸の社 有依之
沢村ニおいて 百姓家之内ニ 右伯耆之弟子有 子孫ゟ今 百姓家ニ有之
管理人訳:
伯耆の時代から、伊殿井屋敷の鎮守は「社宮寺」と言い、そこには大きな枯木があった。現在(1770年・明和7年)は有賀氏の氏神として祀られている。また「大岸の社」というものもある。
沢村には百姓の者の中に、伯耆の弟子がいた。子孫はいま百姓家である。
管理人考:
・百姓家=ひゃくしょうや=農家
※赤字は管理人が加えた注釈や西暦など