『伊那古道記』中村元恒
「蕗原拾葉・伊那古道記」より ※読みやすい様に管理人が箇条書きなどを加えています。
天正の此(頃か?)、上伊那に十三騎あり。
・樋口七郎右衛門 百五拾石(150石) 樋口 住
・同 茂兵衛 百石(100石)
・同 清右衛門 百石(100石) □ 下田 住
・有賀宮内 百石(100石) 山際 住
・小平内記 百廿石(120石) 上漆戸 住
・漆戸伊大夫 百石(100石) 漆戸 住
・有賀市郎右衛門 百拾石(110石) 赤羽 住
・同 権左衛門 百石(100石) 同
・平出孫右衛門 百石(100石) 平出 住
・辰野与右衛門 百廿石(120石) 辰野 住
・矢島勘兵衛 百石(100石) 宮木 住
・高木五兵衛 百石(100石) 北大出 住
・柴金兵衛 百卅石(130石) 羽場 住、手長明神棟札には 盛次 とあり。
管理人考
当時の「上伊那」のエリアはだいたい羽場までとのこと。それより南は「中伊那」「下伊那」と呼ぶ。
十三騎といっても十三氏という訳ではない。以下、本拠地を考慮したリスト。五十音順。
・赤羽系 有賀氏 2名
・山際系 有賀氏 1名
・漆戸系 漆戸氏 1名
・漆戸系 小平氏 1名
・羽場系 柴氏 1名
・北大出系 高木氏 1名
・辰野系 辰野氏 1名
・樋口系 樋口氏 2名
・下田系 樋口氏 1名
・平出系 平出氏 1名
・宮木系 矢島氏 1名